私が通っていた小学校は歴史が古く
創立100周年を迎えるほどでした。
建物も古めで、いたるところに幽霊が潜んでいる雰囲気を醸し出していたのです。

私が小学3年生だったとき担任の先生はとても話好きでした。
その先生が頻繁にしていた話、それが『怖い話』だったのです。

・ジサツの名所の話
・薄暗いトンネルのオバケの話
・トイレの便器から腕がニョキニョキと・・・

▼イメージ

そうです。
前2つは近寄らなければ問題ない話だったのですが
最後の『トイレ』はどうやっても逃れられない現実だったのです。
この瞬間、トイレが学校最高の恐怖ゾーンとなり
私はトイレに行くのが怖くて怖くてたまらない状況になりました。

問題はそれだけではなかったのです。
担任の話によると、我が校の土地は100年前はお墓があった場所で
お墓を取り壊して学校を作ったというのです。
そして、地面の下には引き取り手の無かった人骨が沢山埋まっていると・・・・・。

閏扉9歳にとっては冗談の作り話であっても震え上がるほどのこの話。
しかし、それは冗談では済みませんでした。
学校の敷地内に3ヶ所『半分埋まったお墓』が実在しました、マジで。
学校建設時に処分し忘れたお墓なのだろうなとしか判断できません。

閏扉9歳が抱える小学校問題を列挙するとこんな感じ。

・原爆の怖い絵本『ピカドン』で原爆恐怖症になった
・学校の建物が古くて、特にトイレが恐怖ゾーンだった
・『トイレの便器から手が出てくる・・・』という恐怖
・学校の敷地は以前『墓地』であった(高い確率でマジ)

怖いですよ。マジで怖いですよ。冗談抜きで怖いですよ。トイレが!!
こんなん、大人だって絶対怖いですよ。もはやシャレになっていません。

もちろん、トイレに行くのが怖いと思っているのは私だけではありません。
多くの生徒たちがトイレに行くのに恐怖心を持っていました。
一人では決してトイレには行けません。
『皆で一緒にトイレに行こう』というのが当たり前になっていました。
ある意味『皆が仲良く素晴らしい』と言えなくもないのですが・・・。

なお、超怖がりだった私は
学校のトイレどころか、家のトイレも怖くて泣きだすようになりました。
(家のトイレ恐怖症は一時的でしたが)
この件に関し、親は激怒。
『学校で一体何を教えているんだ!』とクレームを入れました。
おかげで担任の『怖い話』は無くなりましたが
『閏扉のせいで怖い話ができなくなった』と担任に恨まれました。
閏扉9歳の一体どこに落ち度があったというのか!?
まったくもって理不尽な話である。

~~~次回予告~~~~~~~

原爆恐怖症! トイレ恐怖症! 学校の敷地は墓だった!
なぜ恐怖を押してまで人は学校に行かなければならないのか!?
そうまでして行くことに一体何の意味があるというのか!?
そして・・・とうとう閏扉は人生最大の悲劇を迎えることになる!!

次回、何気にあった辛い話
最終話 『ウ●コ出た』

君は、刻(とき)の涙を見る。